企業内保育所のメリット・デメリットから見る待機児童問題

会社員時代、役員の一人から企業内保育所の提案が出てきたことがありました。確か私はすでに二度の育休を終えて時短勤務していたころだったと思います。

保育園落ちた、日本死ね!」ブログが話題となったような今の日本では、企業所内保育所はありがたい存在と言えそうですが、手放しで歓迎されることばかりではないようです。
もちろんメリットもあるけれど、やはりデメリットも存在します。

企業内保育所メリットデメリット

企業内保育所とは?保育園との違い

企業所内保育所とは
企業内または事業所の近辺に用意された、育児中の従業員向けの託児施設のこと

子育てしながら働けるように、会社が企業内保育所を設けるのです。いわゆる無認可保育園の形態で、住んでいる市町村に関係なく、その企業の従業員であれば子供を預けられます。
1つの企業の場合も、複数の企業で共同の場合もありますし、オフィスビルの同じ階にドア1枚隔てただけで隣接したものから、同じ建物ではなく近くの別の場所のものまで様々です。

同じフロアに企業内保育所がある場合、仕事中に子供の様子を覗いてみたり、昼食は親子で一緒に摂ったりしているケースもあります。

平成28年度から日本政府も「企業主導型保育事業」を開始しました。
待機児童対策の目玉として5万人分の受け皿を目指すもので、2016年5月16日から事業者の募集が始まっています。

  • 自治体には届け出をするだけで設置できる
  • 認可保育所よりも保育士や定員の基準を緩める
  • 地域児童の受け入れ義務はなし
  • 設置する事業者への補助金を認可保育所並みの水準に設定

と、企業が企業内保育所を設置しやすい条件です。

企業内保育所のメリット

働くママにとっての企業内保育所のメリットには、次のようなことがあります。

働くママにとっての企業内保育所のメリット

  • 通勤先と送迎先が一緒で楽
     忙しい朝、保育園に子供を送ってから会社へというのはけっこう大変。
     会社の中や至近距離に預けられたら時間的にも距離的にも楽です。
  • 仕事中に子供の様子を見られる
     仕事しながら、子供がどうしているか気になるのが親心。
     ちょっと手が空いたときに子供の様子を覗けるのはうれしいものでしょう。
  • 災害時にすぐに迎えに行ける
     地震や台風などの災害時、真っ先に子供のもとに駆けつけられます。
     離れていると安否が心配ですよね。 
  • 急な発熱でも融通が利きやすい
     子供が急に熱を出してたとき、すぐに駆けつけるのが難しいこともあるもの。融通が利くと助かります。
  • 遅くまで預けられるので残業もできる
     仕事の状況に合わせて預かってもらいやすいので、残業もできてお迎えのために仕事を切り上げなくても済みます。

そして、企業内保育所は会社にも次のようなメリットがあります。

会社にとっての企業内保育所のメリット

  • 出産後も働き続ける女性が増えて人材確保につながる
  • 就活生や転職希望者へのPRになる
  • 企業イメージアップに効果がある


企業内保育所のデメリット

企業内事業所にはデメリットもあります。
このデメリットが、企業内保育所が爆発的には増えていかない原因かもしれません。
まず、働くママにとってのデメリットです。

働くママにとっての企業内保育所のデメリット

  • 自分が出勤しないと子供を預けられない
     例えば自分が病気したときに、子供を預けるために会社まで行くのは負担です。
  • 都会の場合、子供と一緒に満員電車で通勤するのが大変
     子連れで都会の満員電車、親子揃ってクタクタになりそうです。
  • 保育所が狭く園庭がないことが多く、保育内容が限られる
     子供は外遊びが好きなものですし、遊具で遊んだり、広いところで走ったりできた方がいいと思うママが多いでしょう。
  • 本社にしかないなど、全社員が利用できるわけではない
     都会の本社にはあっても、地方の支社にはないのでは、支社勤務の場合は預けられませんね。

個人的には、会社内の人の子供と自分の子供が一緒に保育だと何かあったとき面倒、というのもあると思います。
実際私も会社内に保育園があったら通勤や送迎が楽かもとも思いましたが、それ以上に上司や先輩の子供と自分の子供が同じ保育園というのは何かあったら心配で面倒だなぁというのが正直な気持ちでした。

そして企業側にも、こんなデメリットがあります。

会社にとっての企業内保育所のデメリット

  • 園児減少で運営して行けなくなる可能性がある
  • 無認可保育所なので、補助金は5年で打ち切られる
  • 保育士の確保が難しい
  • 採算が取り辛いため、経営に余裕がないとできない

実際に、5年で補助金が打ち切られたら保育料を上げて経営を成り立たせるようなやり方では、園児の確保も難しいでしょう。
育児しながら仕事を続ける女性社員が毎年増えていく企業なら園児も一定数をキープできて理想的でしょうが、そんなうまい具合にいく企業ばかりではないのが現実だと思います。

企業内保育所はメリット・デメリットを考慮して利用

企業内保育所メリットデメリット

企業内保育所は、その企業の従業員の子だけでなく地域の子も募集している場合があります。
だから、自分の勤める会社にはなくても、別の会社の企業内保育所に子供を預けるケースもあり得るわけですね。

妹が勤める総合病院も、病院の近くに企業内保育所を設置しています。
ただし、無条件で入所できるのは医師と看護師の子だけで、他の職員は地域の人と同様に市を通じて申請するしかないんだとか。。。
職員ならみんなOKにしてくれたらいいのに、と文句をつけた私に妹はシレッと「まぁ医者の子と一緒なんて御免だけどね」と言っておりましたが。さすが姉妹、似たようなことを考えるものだと思ってしまいました。


企業内保育所がいいかどうか、それは条件や子供の性格、親の気持ちなどによって大きく左右されると思います。
さきに挙げたようなメリットとデメリットを考慮して、親にとっても子供にとっても良ければ利用するのが一番ではないでしょうか。

企業内保育所に限らず、待機児童問題への取り組みはもっともっと増えて行かなきゃならないものだと感じます。子育てしながら働くママさんが一人でも多くイキイキできる日本になって欲しいものです。


子育て中のお母さんにとって、子供の預け先や働き方は大きな問題だと思います。企業内保育所も一つの選択肢ではありますが、私は、子育てしながら働く形を会社員から在宅ワーカーに変えました。子供と一緒にいる時間がもっと欲しかった私には、在宅ワークが必要だったんです。数ある在宅ワークの中から私が出会い、ライフワークと決めて取り組んでいるのが「在宅ネットワークビジネス」。

在宅ワークとネットワークビジネスのメリットを併せ持ち、デメリットを解消したこの仕事が、悩める働くママの救世主になるはず、子供の成長を家でじっくり見守りながら働きたいママさんにぜひ知っていただきたいと思っています。


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